就職活動の相談に乗ったり、マッチングアプリで知り合ったりした女性10人に睡眠薬入りの飲料を飲ませ性的暴行を加えたなどとして、準強制性交や準強制わいせつなどの罪に問われた元リクルート関連会社社員丸田憲司朗被告(33)に東京地裁は4日、懲役25年(求刑懲役28年)の判決を言い渡した。野村賢裁判長は「被害者らの尊厳を無視し、自らの性欲のはけ口として扱う非道な犯行」と述べた。
判決によると、犯行は約3年半繰り返され、被告は自らのわいせつ行為などを撮影していた。
野村裁判長は、10人は日々恐怖を感じ苦しみを打ち明けられずに過ごすなど、多大な精神的苦痛を受けたと指摘した。
丸田の毒牙にかかった被害者は、広告業界への就職を希望して就活中だった20代の女子大生・Aさんだったらしく、就活アプリを通して知り合ったそうですね。
その後の丸田とAさんは、2020年6月下旬に都内のカフェで初対面した後、7月上旬にも2人きりで会うなど急速に距離を縮めて行くことになりました。
そんなAさんが性犯罪の被害者となったのは、2020年7月22日のこととなっており、「就活用PR動画の作成を手伝うから打ち合わせをしよう」との丸田の甘言に騙された結果、ホテルに連れ込まれてしまいました。
以降は、お酒に睡眠作用がある薬を盛られて心神喪失状態となってしまったAさんは、丸田に成すがままに凌辱されてしまったとか。
丸田憲司朗、犯行に利用していた就活アプリとは?
丸田憲司朗がAさんを毒牙にかける際に利用していた就活アプリについては、「OBトーク」だったとの報道が存在します。
とはいえ、丸田は他にも「マッチャー」という就活アプリも利用して女子大生を物色していたとの情報もあります。
ちなみに、どちらもユーザーが多い人気就活アプリでしたが、出会い系目的で利用している人間は丸田だけではなかったようですね。
就活中の女子大生を毒牙にかけ逮捕されたことで話題となった丸田憲司朗ですが、Aさんに対する準強制性交等容疑で逮捕される以前に、別件で逮捕・起訴されていた身の上でした。
丸田の初逮捕については、2020年11月12日のこととなりました。
この時の丸田は、2020年6月27日の夜に、30代の知人女性・Bさんに一服を盛って心神喪失状態にした後、自宅マンションに連れ込みわいせつ行為をした容疑がかかっていました。
ちなみに、丸田とBさんに関しては、ホームパーティで知り合い交流が生まれていたそうですね。
このBさんに訴えられ、逮捕&家宅捜査を受ける羽目になった丸田でしたが、自宅マンションからは睡眠作用のある薬が700錠以上も押収された他、スマホには40人もの女性の卑猥な画像や動画が保存してあったと言われております。
丸田のスマホに収録されていた画像や動画の女性たちが、彼の性犯罪の被害者だったことは言うまでもありません。
以降の丸田は、自ら残していた戦利品が性犯罪の確かな物証となってしまった結果、2021年10月までに計10度の逮捕の憂き目となっています。
・1度目の逮捕:2020年11月12日
・2度目の逮捕:2020年12月3日
・3度目の逮捕:2021年1月13日
・4度目の逮捕:2021年3月5日
・5度目の逮捕:2021年5月6日
・6度目の逮捕:2021年5月26日
・7度目の逮捕:2021年6月23日
・8度目の逮捕:2021年8月11日
・9度目の逮捕:2021年9月7日
・10度目の逮捕:2021年10月5日
就活中の女子大生を言葉巧みに騙し毒牙にかけたことで話題となった丸田憲司朗ですが、必ずしも女子大生フェチというわけではなかったようですね。
丸田は、前述の30代女性・Bさんの他に、2018年にも20代女性・Cさんを毒牙にかけていたことが確認されています。
この時の丸田は、飲食店で食事をした際に、睡眠作用のある薬を酔い止め薬と騙してCさんに飲ませたそうですね。
その後の丸田は、意識が朦朧となったCさんを自宅マンションに連れ込み性的暴行に及んだと言われております。
ちなみに、この事件はしっかりと立件されており、丸田にとって5度目の逮捕案件となりました。
丸田憲司朗、2017年頃から犯行を繰り返していた?
これまでに8度の逮捕歴を誇る丸田憲司朗ですが、現在までの逮捕報道を踏まえると、睡眠作用のある薬を用いて女性を毒牙にかけるようになったのは2017年頃からのようですね。
丸田にとって6度目の逮捕案件となった事件は、東京都港区のカラオケ店で10代の女子大生・Dさんに一服を盛って性的暴行に及んだという大胆過ぎる犯行でした。
当然ながら、Dさんが被害届を提出したわけではなく、丸田がDさんの横たわる姿と一緒に彼女の身分証明証までスマホで撮影していたことから被害者の身元特定に至り、再逮捕に繋がったとか。
しかしながら、手慣れた様子で女性たちを毒牙にかけている丸田だけに、余罪を洗えばもっと以前から犯行を繰り返していた可能性もあります。
令和を代表するような性犯罪事件の加害者となった丸田憲司朗ですが、古典的過ぎる手口の犯行が成功した背景には、丸田のルックスが関係していそうですね。
丸田は近年需要の高い塩顔系のイケメンであり、ネット上では「俳優の向井理に似ている!」との声までありました。
実際の話、丸田が有名になるきっかけとなった事件の被害者・Aさんなどは、「紳士的な人」と丸田をすっかり信用しきっていたと言われております。
丸田に関しては、ただのイケメンというわけではなく、普段は女性にとって好感度の高い物腰をしていたのかもしれませんね。
「散々いじめてきた相手に懲らしめたい!」