感染者が5000人を超えたのは国内初確認から約3カ月後の今月9日だったが、その後の9日間で倍増した。7日に緊急事態宣言が発令されてから10日以上たったが、増加ペースに歯止めがかからない状況が続く。
新型コロナウイルス粒子を走査型電子顕微鏡にて撮影
18日には全国で300人以上の感染が確認された。東京都関係者によると、都内では新たに181人が陽性となり、累計感染者は2975人となった。北海道で2人、福井県と富山県、愛媛県で各1人が死亡し、クルーズ乗船者を含めた死者は225人となった。
累計感染者は東京都が最多で、次いで大阪府1075人、神奈川県734人、千葉県635人の順。「特定警戒」の13都道府県に集中しており、都市部では特に、感染経路が不明な人の割合が増加傾向にある。
2月末に独自の緊急事態宣言を出した北海道では、1日当たりの感染者数はいったん減少したものの、18日に過去最多の36人が確認されるなど再び急増している。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200418-00000057-jij-soci
これで経済はガタガタ
世界は終わったかな…
新型コロナの感染者が50万人を超えた米国では、急激な雇用減が進む。打撃を受けるのは、リモートワークができない低賃金の小売りや飲食などのサービス業の労働者だ。
13万人近い従業員の大部分を削減するカジュアル衣料大手ギャップなどで空前の規模の解雇が広がる。4日までの3週間で計約1700万人が失業保険を申請。
2月まで歴史的な低水準が続いていた失業率は、4月には戦後最悪だった1982年11月の約11%を上回りそうだ。
新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)は引き続き、世界各地で猛威を振るっている。多くの人々が犠牲になり、病院への負荷が高まるなか、皆さんも疑問に思ったことを調べるために「Google 検索」に頼っていることだろう。
だが、インターネットに書かれていることすべてを信用することはできない。そこでわたしたちは、スタンフォード大学スタンフォード・ヘルスコミュニケーション・イニシアチヴ所長のシーマ・ヤスミン博士に依頼し、3月第3週にGoogleで検索回数が最も多かった新型コロナウイルス関連の50の疑問に答えてもらった。
この新型ウイルスがどこからやって来て、なぜ「新型」の「コロナウイルス」と呼ばれるのか。こういった基本的な疑問について、ヤスミンが動画で解説してくれている。ついでにいうと、季節性インフルエンザのように今年の夏で終息することは期待しないほうがよさそうだ。
空気感染する? 世界は滅亡する?
さらに悪い情報がある。今回のウイルスは、特に同じような既往症のある高齢者に呼吸器感染を引き起こすことから、危険性が高い。「このウイルスに人類が接触するのは初めてということもあり、危険です。免疫が存在しないということだからです」と、ヤスミンは言う。
「この新型コロナウイルスは空気感染するのか?」
これは少々難しい質問だ。このウイルスの移動の性質については、まだまだ科学的に解明する必要がある。しかし初期の所見によれば、せきに含まれる飛沫を介して感染するとされ、その距離は感染者から6フィート(約1.8メートル)だ。
「はしかの患者がくしゃみした場合を例にとれば、ウイルスはその後、空気中にただよう粒子に付着します」と、ヤスミンは言う。「飛沫に比べるとだいぶ小さな粒子です。これらの粒子は遠くまで移動し、さらに長い時間、空気中にとどまる可能性があります」
そして、おそらく新型コロナウイルスに関する最大の疑問は「世界は滅亡するのか?」だろう。
「いいえ。皆さん、深呼吸しましょう。世界の終わりのように感じられるかもしれませんが、そうではありません」と,
ヤスミンは言う。
新型コロナウイルスに関して、自分がこれまで検索したことについてもっと知りたい方や、怖くて検索をためらっていた方は、ヤスミンが解説する冒頭の動画をチェックしてほしい。
「散々いじめてきた相手に懲らしめたい!」