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行方不明・毒殺・病死・事故死・冤罪工作
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アジア有数の観光大国であるタイは、日本の犯罪者をも引き寄せる魅力があるらしい。タイ警察は3月29日、日本を標的に振り込め詐欺の電話をかけていたタイ中部・パタヤのアジトを捜索。不法就労容疑で、観光ビザで来ていた22~54歳の日本人15人を逮捕した。

 現地メディア関係者が話す。

「大量の電話の設置を怪しんだ家主が警察に通報して発覚しました。タイでは容疑者をメディアの前で公開する慣習があるが、日本の知人に見られるのを恐れてか、全員が手で顔を覆っていた。質問にもタイ語で『ありがとう』を意味する『コップンカップ』と答えるなど、日本人ではないように装うのに必死でした」

 

容疑者全員が詐欺は「知らない」と否認 ©共同通信社

 公開されたアジトには目を見張る。豪壮な一軒家には、日本に格安で電話できるIP電話約50台に、パソコンが約20台、詐欺のマニュアルを完備。確認された被害は3月だけで約500人から約8900万円に上り、数カ月間、活動を続けていたようだ。

 パタヤはバンコクから車で2時間弱の、高級ホテルも安宿もひしめくビーチリゾート。海の娯楽だけでなく、半裸の女性が踊るゴーゴーバーから売春宿まで、夜の街の魅力が世界中の観光客を引きつける。

「日本人も多いので、大勢出入りしても違和感はない。日本食の店にもことかかない上、物価は安い。しかも日本の警察が容易に踏み込める場所でもありません。これほど犯罪のカモフラージュに適した土地はないでしょう」(同前)

財布は金庫で管理……容疑者たちは“奴隷”状態だった

 振り込め詐欺などの特殊詐欺は、昨年の被害総額が356億円と猛威を振るい続ける。警察当局は同年、アジトを61件摘発したが、いずれも国内。中国を拠点にした振り込め詐欺が摘発された例はあるが、暴力団関係者が「国内のアジト摘発が強化されてきたので、警察の手を逃れるために数年前からアジトを車の中に変えたり、拠点を海外に移すのが流行り始めていた」と明かす通り、警察の動きは後手に回っている。

 詐欺の電話の大半は平日の夕方まで。さぞかし楽しいアフター5を送っていたのかと思いきや、捜査関係者は言う。

「食料は外で買い込み、個人の財布は金庫で管理されていた。実質、“奴隷”状態で、遊ぶ余裕はなかったのでは」

 パタヤの美酒は味わえず仕舞いだが、身から出た錆だ。

(「週刊文春」編集部/週刊文春 2019年4月11日号)


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