平成11年、山口県光市で主婦の本村弥生さん(当時23)と、生後11か月だった娘の夕夏ちゃんの2人が殺害された事件では、当時18歳だった旧姓福田、大月孝行死刑囚(39)が殺人などの罪に問われ死刑が確定しました。

1999年(平成11年)4月14日、山口県光市で光市母子殺害事件は発生しました。
被害者の夫である本村洋さんがいつも通り会社から帰宅しました。「おかえり」の声が聞こえないことに不審に思い、家の中に足を踏み入れていくと妻子の変わり果てた姿を発見してしまいます。
大きなショックを受けながらも警察へ通報をしたことでこの事件は日本中に報道されることとなったのです。夫が帰宅をした時、既に妻子の息はありませんでした。
妻の遺体は押入れに入れられ、娘の遺体は天袋に隠されていたのです。
妻子を襲った犯人は既にその場にはおらず、山口県光市周辺のみならず日本中がどこに居るか分からない犯人の存在に恐怖を覚えていました。
犯人・大月孝行はどのような目的で、どのような手順でこの事件を引き起こしたのでしょか。
犯人逮捕までの光市母子殺害事件の詳細を紹介していきます。
1999年4月14日、大月は「水道管の戸別点検に訪れた」という理由を口実に団地内の各戸を回っていました。そしてついに被害者となる本村さん一家が住む部屋へと午後2時30分頃に足を運びます。
事件当時、在宅していたのは本村弥生さん当時23歳・本村夕夏ちゃん当時生後11ヶ月の2名でした。
本村さんの家にも「水道管の点検」を理由に不信感を抱かれないように押し入ったのです。
大月孝行は弥生さんへの強姦目的で家へ侵入。
弥生さんは事件直前、生後11ヶ月の娘・夕夏ちゃんを抱きかかえながらテレビを見ていました。大月は、テレビに気を取られている弥生さんに気づかれないように背後から抱きついたのです。弥生さんを押し倒し、馬乗り状態になりました。

強姦をしようとしますが、弥生さんは必死に激しい抵抗をしました。
当初は強姦目的で弥生さんを襲いましたが、抵抗を続ける弥生さんを見た大月孝行は「弥生さんを殺害してから強姦をしよう」という考えに至ったのです。
そして弥生さんに馬乗りになった状態で弥生さんの首に手を伸ばし、両手で強く締め窒息死をさせたのです。その後大月は遺体となった弥生さんの身体を使い死姦に及びました。
弥生さんを強姦するという目的は達したものの、傍で激しく泣き続ける夕夏ちゃんの声が大の耳に止まりました。赤ん坊の泣き声はとても大きく、響く声でした。大月はその声に危機感を覚えたのです。「付近の住民に聞こえてしまう」「犯行に気づかれてしまう」というような考えに陥り、事件発覚を恐れた大槻は夕夏ちゃんの殺害を決意したのです。
大月は本村さん宅の居間で夕夏ちゃんを床に叩きつけました。そしてそれでも泣き止まない夕夏ちゃんの首に紐を巻き、強く引っ張って締め付けて窒息死させました。まだまだ子供の成長を見届けたい新米母、そして生後11ヶ月という短い人生の幕が犯人・大月により閉じてしまったのです。
弥生さん・夕夏ちゃんを殺害した大月は弥生さんの遺体を押入れに移動させ、夕夏ちゃんの遺体を天袋に放置しました。そして居間にあった財布を盗み、本村さん宅を後にしたのです。
大月の殺害後の行動は驚きものでした。盗んだ財布に入っていた金を使い、ゲームセンターでいつものように遊んでいたり、友達の家に寄りいつものように振舞っていたのです。「人を殺した」という事実から目を背けようとしていたのでしょうか。
それとも大月にとって人を殺すという行為は「なんでもないこと」だったのでしょうか。そして事件発生の4日後の4月18日、大月は殺人罪・強姦致死・窃盗の罪で逮捕をされることとなりました。
被害者である本村弥生さんと大月孝行には皮肉にも接点がありました。その接点が、この事件の標的に弥生さんが選ばれる理由にもなってしまったのです。「水道管の戸別点検に訪れた」という理由で団地内の各戸を回っていた大月は弥生さんが住む「本村家」を探していたのです。
男性が強姦をする女性を選ぶ理由はいくつかあります。
「襲いやすそうな女性なら誰でもいいから強姦したい」「思い通りにならないので好きな人を強姦したい」「どうせ強姦するのなら好みの女性を強姦したい」などです。
では、犯人・大月孝行と被害者・本村弥生さんにはどんな接点があり、どんな理由で弥生さんをターゲットとして犯行に及んだのでしょうか。
被害者である本村弥生さんの夫・洋さんは新日鉄住金光鋼管工場という会社に勤務をしていました。本村さん一家があったのは、新日鉄住金光鋼管工場の社宅アパートでした。
新日鉄住金光鋼管工場に勤める人の多くがこの社宅アパートに家庭置き、生活をしていたと思われます。
実は洋さんの勤める新日鉄住金光鋼管工場には、大月の実の父親も勤務していました。
被害者の夫である洋さんの視点から見ると、同じ会社で同じ目的に沿って働いている人物の息子が自分の妻を襲い、死姦に及んだということになります。
「もしこの会社に勤めていなかったらこんな事にはならなかったのではないか」という後悔に苛まれてしまったことでしょう。以前から親子で狙っていた
小さな子供を持つ主婦、そして生後11ヶ月という生まれて間もない赤ちゃんの命を無惨にも奪った大月の犯行は許されるものではありませんでした。
裁判官だけではなく、日本国民からの非難を大いに受けました。
大月の逮捕後に始まった裁判は多くのメディアで取り上げられ、多くの人が注目をしていました。未成年の少年が主婦と乳幼児を殺したという点で注目をされていましたが、被害者の夫である洋さんのこの事件への姿勢が更に注目をされた理由でもありました。
2000年3月22日、大月は殺人・強姦致死・窃盗の罪状で起訴をされた大月は渡辺了造裁判長が勤める山口地裁で行われた第一審で「無期懲役」の判決が下されました。
この判決を受けた被害者夫・洋さんは「被告が社会復帰をした場合、私がこの手で大月を殺す」と語っています。
そして2002年3月14日、広島高裁で行われた第二審判決も一審と同様「無期懲役」の判決となったのです。被害者遺族は犯人の死刑を訴えていましたが「無期懲役」という判決が下されてしまった理由には「被告が犯行時、未成年であった」ということが大きく関わっていました。
山口地裁で第一審が行われた際、夫・洋さんは「傍聴席が少ない、遺影を持ち込ませてほしい」と発言をしましたが「裁判は裁判官・被告弁護人・検察官の三者で行うものであって被害者は関係ない」という言葉を投げられたといいます。
第一審での大月は冒頭に真摯に謝罪をしていました。
それも「無期懲役」の判決になるきっかけともいえます。夫・洋さんはこの行動に対し「あの謝罪はパフォーマンスに過ぎない」と第二審で批判をしていました。
第一審・第二審と「無期懲役」の判決が下された大月でしたが、2006年に最高裁が広島高裁の判決を破棄しました。そしてその後、審理を広島高裁へと差し戻したのです。
最高裁は「判決の中で一審・一回目の控訴審において、酌量すべき事情として述べられた殺害についての計画性のなさ・被告人の反省の情などで、消極的な判断をしている」としたのです。
2007年には差し戻し審が開かれ「殺意・強姦目的」などを否定した大月側でしたが、遺族側の意見陳述が行われ、遺族側は大月に対する極刑を求めました。

そして10月18日には検察側の最終弁論が行われ死刑を求刑しました。2012年2月20日には、死刑判決が確定することとなりました。被告人側は判決訂正の申し立てを行っていましたが、3月14日付けで申し立てを棄却。
そして2012年3月16日、光市母子殺害事件の犯人・大月孝行は正式に死刑が決定したのです。光市母子殺害事件で逮捕をされた大月は未成年だったということもあり、すぐに精神鑑定が行われることとなりました。精神鑑定の結果は「大月の精神年齢は12歳程度」であったと発表されました。
そして最高裁の宮川裁判官は「同じ年齢の少年に比べ、精神的・道徳的な成熟度が著しく低い」と発言をしたのです。その発言がされたのは、大月の言動がきっかけでした。大月の裁判での言動は耳を疑うものばかりでした。
「本当に18歳の少年が話している内容なのか」と疑う人も多かったはずです。そんな大月を作り上げてしまったのは、彼の生い立ちが深く関係しているのではないかと言われています。
1980年に弁護士となり、多くの事件で弁護人として活躍をしてきました。弁護士になった後は、自宅には帰らずに事務所で寝泊りして仕事をこなすほど、弁護士に命をかけているような人物でした。
安田好弘はマスメディア・テレビなどの出演依頼がきてもほとんど断る、マスメディア嫌いとも言われています。「弁護に付いた人の味方」とされ、裁判に立ち向かってくれる弁護人は多くの人にとって大きな助け舟でもあるでしょう。
ですが安田好弘は世間で「悪魔の弁護人」と囁かれているのです。
安田好弘は悪魔の弁護人と多くの人々から囁かれています。悪魔の弁護人とは「少数派の意見を尊重・冤罪の被害者を無くそうとしている人物」のことを指します。多数派の意見を尊重している側からすると「悪魔のような存在」なのです。
もし、事件が冤罪であるのならば「天使の弁護人」と呼ばれても良いでしょう。ですが、安田好弘が行っているのは「死刑判決を受けている人物に対して手を差し伸べる」まるで本物の悪魔のような存在なのです。
安田好弘が弁護を行ったことで多くの被害者達が悲痛な思いを受けてきました。そんな安田好弘が被告人の弁護を引き受けた事件の1つが、今回紹介している光市母子殺害事件なのです。
安田好弘が悪魔の弁護人と囁かれるようになったのは理由があります。大きな理由となってくるのは「死刑廃止主義者」であるということです。安田好弘は死刑が求刑された事件の刑事弁護を数多く担当した過去があり、死刑判決を受けた被告人たちを死刑回避へと導いています。
ここだけを聞くと「凄いじゃないか」と賞賛する声も聞こえてきます。が、それは犯罪を起こした側の声です。被害者側から見たらどうでしょう。安田好弘の姿は「犯罪者の罪を軽減させる仕事をしている悪魔のような人物だ」と思うに間違いありません。
大月の弁護人を担当した安田好弘は裁判で多くの主張をしました。「大月は母子を殺害する故意がなかった」と主張したのです。「大月は母親を亡くしたトラウマで弥生さんに優しくしてもらいたいと思い甘えて抱きついた。大声を出したので口を塞ごうとしたが、手がずれてしまって首が絞まってしまった」
「弥生さんを死姦したのはと「小説・魔界転生」の中での復活儀式のシーンを真似た。被害者が生き返る魔術だと思っていた。」「乳幼児を床に叩きつけたのは泣き止ませるため。あやす為に首に紐をチョウチョ結びしたが、きつく絞まりすぎてしまった」
「大月は18歳だが精神年齢は12歳ほどなので少年法適用は合法」と主張をしたのです。以上のことを当人である大月は一審・二審で一切供述しませんでした。理由は「馬鹿にされる、笑われると思ったから」だったそうです。
が、検察側の用意した証拠の手紙によってこれらの主張は「デタラメ」であることが判明しました。安田好弘はありもしない話を作り上げて、大月の死刑判決を覆そうとしていたのです。
大月孝行は当時、父親・母親・弟2人・祖母と大月の6人暮らしでした。現代の日本では一般的な家族構成と見て取れます。事件当時に母親だった女性は、父親の再婚相手ということもあり孝行本人との血縁関係がありませんでした。
大月孝行は1981年3月16日に大月家の長男として誕生しました。人は生まれるとき、両親・周囲の人々から喜ばれながらこの世に舞い降ります。大月が誕生をした際、父親・母親はどんなことを感じ、どんなことを考えていたのでしょうか。これからの大月の成長に希望を抱き、期待を抱いていてはずです。ですが、大月は生まれてから数年後には悲惨な人生を辿ることになりました。
孝行の父親は孝行が生まれる以前から、孝行月の実の母親に暴力を振るう生活をしていました。殴る、蹴るは当たり前だったといいます。女性の力が男性に勝てるはずがありません。母親は父親からの虐待に耐えることしか出来なかったのです。
自身の妻へと虐待をする男性の特徴は「束縛したがる」「自分の意向で物事を決める」「謝らない」「嫉妬深い」「疑い深い」「自分のことは棚に上げる」などがあります。そして「相手をコントロールしたい」「女性は従順であるべきだ」「自分に責任はない」というような考えを持ち合わせています。
そして実は、孝行の父親は結婚前に母親を強姦して産婦人科に入院させた過去があったといいます。それがきっかけかは定かではありませんが、その後に孝行の父親と母親は結婚をすることになったのです。
孝行が生まれる前までは母親に向けての暴力だけで留まっていました。そして母親は妊娠発覚後「子供が生まれれば暴力はなくなるのか」という安心感を持ったようですが、現実はそう甘くはありませんでした。
第一子である孝行が誕生をしてからも父親の暴力は収まらず、子供にまで暴力を振るうようになったのです。きっかけは孝行が暴力を受ける母親をかばうようになったことがきっかけでした。小さな身体で父親の力任せな拳を受けていたのです。身体だけではなく、精神的にも大きな苦痛を覚えたでしょう。
そして孝行の中で「父親という存在はこういう存在」という固定概念が植えられたことでしょう。小学校に入学する日に暴力を受ける母親を守ろうとした孝行を父親は、失神するまで暴行をしていたといいます。そして時には、浴槽に無理矢理押さえ込まれ溺れそうになったこともあったようです。
母親が自殺

結婚をする前から、結婚をした後も、子供が生まれた後も、子供が成長をしても、孝行の父親の暴力は終わりませんでした。それどころか酷くなる一方だったのです。孝行の母親は父親の暴力により身体だけではなく精神もボロボロになっていきました。
そして精神病を患ってしまい、どんどんと悪化をしていったのです。治療の為、薬を服用していましたが精神病の悪化に伴い薬の量は急激に増えていきました。薬の量が増え始めた頃、孝行の母親は自殺未遂を繰り返すようになってしまったのです。
そして1993年9月22日、孝行はまだ中学1年生でした。最愛の母親である女性が自宅のガレージで首を吊り自殺をしました。自殺の理由は夫からの暴力だったのではないかと言われています。
父親の再婚後、孝行は家出を繰り返すようになりましたが高校を無事入学、そして無事卒業を迎えました。卒業と同時に孝行は、水道配管設備会社に就職をしました。晴れて社会人となった孝行でしたがその後、日本中が震撼する事件を引き起こしてしまうのです。
これまでに父親の暴力、母親の死という悲惨な人生を歩んできた孝行でしたが、すぐに就職をした孝行には働く気持ち・これからの将来を充実させようという気持ちがあったのでしょうか。少なからず、未来を見据えていたことは事実なのではないでしょうか。
孝行には弟が2人居ました。一人は血の繋がった2つ年下の弟、そしてもう一人は継母と実父の間に生まれた弟です。血の繋がった弟は事件発覚後当時高校2年生でしたが、行方不明となっており実父でさえも連絡が取れない状態が続いているようです。
弟たちは兄が行った凶悪事件にどのような感情を抱いていたのでしょうか。実の弟に関しては、事件発覚あと行方を眩ませていることから「この家族から距離を置かなくてはいけない」「この家族とは一緒にいる事は出来ない」という判断をしたのでしょう。
孝行には弟が2人居ました。一人は血の繋がった2つ年下の弟、そしてもう一人は継母と実父の間に生まれた弟です。血の繋がった弟は事件発覚後当時高校2年生でしたが、行方不明となっており実父でさえも連絡が取れない状態が続いているようです。
弟たちは兄が行った凶悪事件にどのような感情を抱いていたのでしょうか。実の弟に関しては、事件発覚あと行方を眩ませていることから「この家族から距離を置かなくてはいけない」「この家族とは一緒にいる事は出来ない」という判断をしたのでしょう。
大月孝行の裁判中、養子縁組により福田姓から大月姓へと変わりました。多くの人々が「どうして極悪人の養子縁組に?」「なんで名字が変わったんだ」「どんな人が養子縁組したんだ」と疑問を抱きました。
夫の家庭内暴力で人生狂わせられる人がいる。
大月孝行と養子縁組を組んだのは、大月純子という女性です。どうして彼女は事件の犯人である大月孝行と養子縁組になることを決めたのでしょうか。
そしてこの女性はどんな人物なのでしょうか。この事件を生で見ていて疑問を抱いた方々の為に、そしてこの事件をはじめて知った方々の為に紹介をして参ります。
大月純子は1970年に神戸で生まれ、現在日本基督教団牧師を勤める女性です。1997年から広島県に在住しており、いくつかのセクシュアル・マイノリティのコミュニティに携わっています。理解を深め、広める為に講演会を開いたり、ワークショップの企画などを行っています。
「わたしたちの性と生を語る会・広島」代表・「ジェンダー広島」運営スタッフ・「男女共同参画を考える会ひろしま」共同代表です。どうしてこのような人物が、悲惨な事件を引き起こした犯人の養子縁組になることを決意したのでしょう。それには大きな目的があったようです。
大月純子はこの事件の犯人が大月孝行だと知ってから、孝行を支援していました。死刑判決が確定した後、家族以外の面会が出来なくなってしまったことをきっかけに孝行をこれからも支援するという意味でも、大月純子は孝行との養子縁組を結んだのです。養子縁組を結んだ後面会を続けて支援を続けていました。精神的にも孝行を支えていたといいます。支えていくうちに、孝行は改心しクリスチャンになったという噂もあります。
そして大月純子は死刑の撤廃を望む人物でもありました。孝行を支援する気持ちが彼女を動かしたのでしょう。そして、大月純子は反日思想でもあるといわれており、在日と疑惑を持たれている孝行を助けたかったのでしょうか。
大月孝行は現在、広島拘置所に収監されています。広島拘置所というと、日本では数少ない死刑執行場所が備えられている拘置所になります。外堀には1808年頃の広島の地図・当時の生活習慣を描いた江山一覧図を参考にして描かれた壁画が、高さ2m・長さ190cmに渡って描かれています。
広島拘置所には多くの死刑囚が収監されています。2004年から2009年にかけて連続不審死事件を起こした上田美由紀死刑囚・福山市女性強盗殺人事件を起こした西山省三死刑囚・広島連続保険金殺人事件を起こした大山清隆死刑囚・大牟田4人殺害事件を起こした北村實雄死刑囚です。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20210510-OYT1T50041/

事件は4月28日午前6時50分頃に発生。吉岡さんは3階の自室で後頭部を鈍器で殴られた上、左太ももを刃物で深く切られるなどして失血死した。傷は背面を中心に数十か所に上り、玄関付近から居間まで血痕が残されていた。
嘉本容疑者の親族は事件後、「(数年前に)生活音に敏感になっていた」と証言。
嘉本容疑者の隣の部屋に住んでいた20歳代男性も「3月下旬から4月上旬の夜中、大きな音も立てていないのに複数回、壁をドンドンとたたかれた」と府警に説明しているという。
恐怖を感じた男性は、事件直前に引っ越していた。

嘉本悟は直後に自殺した。
司法解剖で、女性は失血死、男は急性一酸化炭素中毒で自殺と判明
吉岡さんの遺体には数十カ所の傷があり、室内に包丁2本や鈍器が残されていた。
死因は後頭部の粉砕骨折と左太ももの動脈が切られたことによる失血死という。
当時、男の着衣と酷似した人影が3階から2階のベランダにはしごで移動する姿が目撃されたという。
男の部屋には灯油のようなものが入ったタンクがあった。
ふつうに生活していた男が急に狂うことはよくあります。
隣や階下の荘王で少しづつ精神病が発表しピークになり切れる。
このパターンが最近は多くなっています。
調べに対し、浩子容疑者は「娘が男性から暴行され、トラブルになった。
それを知り、(夫が)娘と一緒に事件を起こした」と供述している。
これは殺された男はストーカーで札幌のその関係の変態クラブ店では出入り禁止になつている。
女装して女を安心されて強姦する手口だ。
店からの情報だと被害女性が多数出て出入り禁止にしたと。
こんな男は殺されて当然だろう。
当然、父親は娘を庇う。
父親は精神保健福祉士の国家試験対策教材に、講師として出演。
社会活動にも熱心に取り組み、地元メディアでも度々、取り上げられ、「彼が医師免許を失うことになれば、社会の損失だ」と取材に答えた同僚もいたほど。
仲間から同情論が巻き起こってもおかしくない。
父親に関しては、供述次第でしょう。
娘と一緒にのこぎりを購入したとはいえ、『精神科医として無理やり行動を制限すると、症状が悪化する』『治療の一環として購入を手伝い、現場まで連れていった』『まさか実行するとは思わなかった』『父親としてではなく、医師として患者と相対した』と主張するかもしれません。
男性に暴行されたのが事実だとすれば、被害者にも落ち度があったということになり、減刑を求める声が上がり、執行猶予が付くかもしれません。
息子も奥さんも(孫を)頭から怒ることは一切ない」と語っていた。
前向きに考えようとする女性
間違って結婚したら保険金をいれて殺したほうが良いでしょう。
毒草による殺害

どの部分を食べても目が拡大し下痢、めまいなどの症状を起こします。
さらには幻覚作用もあり、意味のわからない言葉をしゃべったり、訳のわからない行動をします。
そのチョウセンアサガオの種が最も危険です。
実や葉っぱ、花などもかなり危険ですが一番危険なのはチョウセンアサガオの種と言われています。
致死量は1~2gほどだとされています。
その後の捜査を進める過程で須藤容疑者のスマートフォンやパソコンから女性の記録が見つかったということです。
今回も被害女性を居酒屋に誘って女性が席を離れたときなど隙を狙って、睡眠導入剤を女性の飲み物に混入。
デートレイプドラッグとも呼ばれる今回の犯行。全国では、このデートレイプドラッグが10年で約3倍に増えているという。
警察はさらなる余罪も含めて詳しく調べている。

「デートレイプドラッグ」とも呼ばれる今回の犯行。4件とも須藤容疑者と被害女性の出会いのきっかけは、マッチングアプリでした。
解離性麻酔薬ケタミンなども使用される。
睡眠薬を混入させた酒であれば、コップ1杯程度で記憶や意識がなくなるといわれる。
どれも医師の処方箋が必要だが、この程度のクスリは自分で栽培することができる。

麻酔薬としてスコポラミンという名前で販売されている。

ナス科の植物のチョウセンアサガオやヒヨスの種子や葉、シロバナチョウセンアサガオの種子などから得るアルカロイドの一つで向精神作用を利用して麻酔薬として使われている。
猛毒の朝鮮朝顔はナス科の植物
食べるナスを朝鮮朝顔に挿し木するとナスの実にアルカロイドの猛毒が含まれる。
家庭菜園でナスを植えて亭主に食べさせたらナスの漬物で死ぬことになる。
強姦するような卑劣な奴は毒殺したほうがいい。
毒殺で年間相当数が殺されている。
2015年4月
未成年の被害者18歳少女が同じく未成年の加害者18歳少女とトラブルの末、被害者少女が生き埋めにされ死亡するという残虐。
2015年といえばパリ同時多発テロや、過激派組織「イスラム国」(IS)に日本人2人が殺害された事件、東京五輪のエンブレム盗作が発覚、またマイナンバー通知がスタートした年であり熊谷6人連続殺人事件もこの年でした。
夜にAさんが千葉市中央区の路上で歩いているところを男性I・男性N・少年Cが声をかけて車に乗せ3時間監禁。
4月20日
頭や口を粘着テープでぐるぐる巻きにし、手を結束バンドで縛り、財布を奪い、口に靴下を詰める。「殺さないで。死にたくない」と命乞いをするAさんを、船橋市芝山町の事前に掘っておいた1.5メートル程の穴にAを足は正座の状態で上半身は仰向けに入れて砂をかけて生き埋め。
4月21日
この男たちが翌日、友人たちに「今の俺最強」「人を容赦なく殺せる」などと殺人を自慢げに友人達に言いふらしていた為、それを聞いた人が船橋東警察署に通報し捜査が始まる。
4月23日
被害少女Aさんの両親が捜索願を出す。少女B美、男性N、少年Ⅽが逮捕される。
4月24日
所在が分からなくなっていた井出祐樹が警察に出頭。
埋められた穴は事前に井出祐樹の実家近くの畑に「女の子が入るくらいの穴を掘っておいて」と頼まれたと中野翔太がスコップで穴を掘ったものでした。
かなり計画して準備していますね。殺害を実行に起こすIも、女の子を埋める穴と聞いて穴を掘ってしまうかなり計画して準備していますね。殺害を実行に起こすIも、女の子を埋める穴と聞いて穴を掘った当時20歳の中野翔太です。
このスコップは井出祐樹の実家にあったスコップでした。
死体は3日もすると腐り悪臭が漂うになります。
出ないようにするにはかなり深く掘らなければならない。
だいたい、3mくらいです。
それでも犬や動物には嗅ぎつけられ、浅いと掘り起こされます。
井出祐樹と中野翔太は千葉県内のホームセンターで犯行に使われた粘着テープと手を縛る結束バンド、口に入れる靴下を購入しています。
事件の凶器はホームセンターに揃っています。

湯浅成美(18歳)事件の発端
湯浅成美が野口愛永さん監禁の主犯18歳少女の名前と判明
手足を結束バンドでしばり口に靴下を詰め根性焼きを行い生き埋め。殺害した事を嬉々として知人に話していた事も判明。
この事件は口が災いのもとになりました。
黙っていれば殺人はバレませんでした。
まず、誘拐殺人は事件になることはめずらしいです。
世の中の殺人事件は身内や知り合いが殺したりする事件は検挙率は高いです。
しかし、誘拐殺人で死体が出ないと発覚する確率は0.1パーセント以下です。
9歳以下の子供は、毎年1000人
毎年8万人の失踪者
この数字は行方不明として届け出があった件数です。
実際には自殺の名所「青木ヶ原樹海」に吊るされたり、穴を掘って埋められたりしています。
井出祐樹(少女Bに最初に相談された男)は起訴事実に対して強盗殺人などについて否認しました。
被害者少女は野口愛永(のぐちまなえ)さん
ホスト遊びにハマり、お目当てのホストの為にシャンパンタワーなどをして、ツケでお金が必要となり加害者である湯浅成美にお金を借りたり風俗店でアルバイトをしていました。

卒業アルバム、洋服、お金など返さず連絡が取れなくなった事で加害者湯浅成美の怒りが爆発し事件となります。
闇バイトで集団強盗が多発しているが、人は集団になると殺人も平気になる。
一人では何もできないが集団になると無敵になるものです。
判決
湯浅成美、井出裕樹、中野翔太は無期懲役が確定した為現在服役中です。
中日新聞 2023年5月25日 女性襲い「殺したいから」、現場は市議長宅付近か 迷彩服男、刃物と銃を所持

青木政憲容疑者は、男2人と女性1人の3人兄弟です。
青木容疑者は、父親の会社の運営に関わっており、父親は、新店舗のオープンについて「息子がやるんだ」と話していました。
父親の青木正道氏は、「アグリサポート株式会社」という会社の社長でもあり、果樹園や地元でとれた果物を使ったジェラート店を軽井沢や中野市で経営しています。

果樹園は大昔から(13代)続いていているとのことで、青木政憲は、アグリサポートが運営する果樹園「マサノリ園」の園主です。
青木正道さんは現在57歳で、中野市議会議員として4期当選しました。青木正道さんの家族構成は、妻と長男、次男、長女の5人です。今回事件を起こしたのは、長男だったのですね。 青木正道さんは議員活動の傍ら、長野県内でアイスクリーム店などを展開する会社「アグリサポート株式会社」を経営しています。

母親は青木律子さん
Kitchen&gardenを主宰していて、フラワーアーティストとして活動しています。


この事件は4人も殺しているので死刑…
妊娠4ヶ月の容疑者をこの数年間に起きた9件の不審死に関して逮捕した。
その後すぐに捜査範囲を広げた。容疑者は、被害者から数千ドルを騙し取った後で、青酸カリや毒物で殺害したとしたとみている。
タイの国家警察副長官によると、高位の警察官であるランシウタポーン容疑者の夫も、殺人事件に関連した詐欺と横領の容疑がかけられている。 警察の発表によると、容疑者は15人を誘い出し、毒入りの「ハーブ・カプセル」を飲ませたという。
また、被害者15人のうち1人は生存している。 容疑者の周辺では、14人もの不審死が相次いでいます。 逮捕されたランシウタポーン容疑者(36)は先月、知人女性を殺害したなどの疑いがもたれていて、死亡した女性の体内からは有毒なシアン化合物が検出されました。
タイ警察は、数年前から容疑者の周辺で14人もの不審死が相次いでいることから、連続殺人での立件も視野に捜査。3日には、容疑者の元夫で地方警察の幹部を、関連する犯罪で逮捕し、共犯とみて調べています。 ランシウタポーン容疑者はギャンブルで多額の借金を抱え、死亡した知人ら14人に金を借りるなどしていたということです。
カンチャナブリーの32歳の女性事業家ニパワン カンウォンさんの母親から、娘の不可解な死について、国家警察の副長官通称「ビッグ ジョーク」氏に苦情を申し立てられました。 母親によりますと、サララット容疑者は4月14日にラチャブリーのバンポン地区にある寺院へ旅行に娘と一緒に行ったとのことです。
旅行中、ニパワンさんは突然倒れ、間もなく亡くなりました。 解剖の結果、死因は心不全でした。 監視カメラの映像では、ニパワンさんが倒れた時、サララット容疑者がそばにいましたが、助けようとはしませんでした。
母親は、容疑者は後に彼女のお金と宝石を盗んでいることから、娘が容疑者に毒薬を飲まされたのではないかと疑っていました。 被害者である娘さんは、事業で成功し裕福でした。 また別件で4月1日、元夫の親戚が、サララットと一緒にナコンパトムにあるプラ パトム チェディ寺院を訪問中に発作を起こし死亡していた事件も取り上げれらています。
元夫の親戚も、旅行の前日に 14万バーツを引き出していたが、遺体を引き取りに行ったとき、そのお金がなくなっていたとのことです。 お金を借りた相手を殺すなど人間的に許されることではないが、人の正体は殺すことをなんとも思わないのが本性です。
殺したら死体をどうするか? 隣近所、身内が騒いだら困るなどの理由は殺人を思い留まっているだけです。 妊娠4ヶ月の同容疑者を先週、ここ数年間に起きた9件の不審死に関して逮捕したものの、その後すぐに捜査範囲を広げた。容疑者は、被害者から数千ドルを騙し取った後で、青酸カリで毒殺したとみられている。
もし、うまくいけば殺したい、と考えるのが人間です。 日本でも毒物事件は無数にあるが逮捕しても冤罪。 殆どの事件は未解決になっています。 殺された人も年間100人はいると言われています。 宇都宮毒入りジュース事件 1962年に起きたこの事件は、自分の父親を殺そうとして関係のない近所の子どもを殺してしまうという何とも痛ましい事件でした。
犯人は自分の父親に飲ませるつもりで道に毒入りのジュースを6個置いたのです。そのうちふたつは犯人の家族が拾うも飲まず、残り4つは近所の家の家族が飲み、3人の子供が犠牲となりました。 解熱剤アスピリン ライ症候群という副作用があるからです。
嘔吐や悪夢、昏睡を招き最悪の場合は死を招くこともあります。 青酸カリ シアン化カリウムのことで、シアン化物とはCN-というシアン化物イオンを持った物質のことを指します。なぜ青酸カリが危険かというと、胃酸と反応して青酸ガスは発生するからです。
この青酸ガスによって呼吸障害が引き起こされます。よく青酸カリを飲むと遺体からアーモンド臭がすると言いますが、このアーモンド臭は青酸ガスによるよるものです。 トリカブト 日本三大有毒生物のひとつ(ドクウツギ、ドクゼリ)。
嘔吐、呼吸困難、腎不全から死に至ります。即効性があり、摂取数十秒で死に至ります。わざと食べさせるだけでなく、セリやヨモギと似ているため、間違って食べる誤食事故もあります。またはちみつや花粉による中毒もあるので養蜂家は注意が必要。トリカブトは毒性を弱めて漢方にも使われています。 1
935年に日本で初めて青酸カリを使った殺人 男が喫茶店で待ち合わせた校長に青酸カリ入りの紅茶を飲ませ、校長が持っていた給料を盗んだのです。 遊ぶ金欲しさに金を盗んだ犯人はその日のうちに逮捕され、翌年に死刑が決定し、その翌年に死刑が執行されています。
この頃は青酸カリは薬局でも購入できましたが、その危険性は工場で青酸カリを使う人々ぐらいしか知りませんでした。そしてこの事件をきっかけにその危険性が広まり、青酸カリを使った自殺者が増えたそうです。
予防薬と偽って飲ませた帝銀事件 1948年に起きた青酸化合物による毒殺事件。営業は終わったばかりの帝銀に厚生省技官を騙る男がやってきて近くで赤痢が発生したからと予防薬と偽って青酸化合物を飲ませました。それによって12人が死亡します。
犯人は現金16万円と小切手を盗むも混乱で犯人を捕まえることはできず、小切手も換金されてしまいました。その後犯人と思われる人物が逮捕され自供するもその後無罪を主張。死刑が確定するも死刑が執行されないまま1987年に95歳で病死しました。
名張毒ぶどう酒事件 1961年に三重県で起きたこの事件。集落の懇親会で農薬を混ぜたぶどう酒(ワイン)を飲んだ17人が中毒となり、5人が亡くなりました。愛人関係の持ちれを解消するために起こしたものとして当時35歳の男性が逮捕され死刑判決が出るも本人は冤罪を訴えます。
そして無罪を訴えたまま89歳で獄死しました。 愉快犯毒物事件飲料に青酸化合物が混入!無差別殺人事件 飲料に青酸化合物が混入!無差別殺人事件 1977年1月から2月半ばに起きた無差別殺人事件。 東京でシアン化ナトリウム(青酸ソーダ)が混入された飲料を拾って飲んだ男子高校生を皮切りに無差別連続殺人事件が起こります。
2人が青酸化合物が混入した飲料を拾って飲んでことによって亡くなりました。 3つの目の事件では大阪で起こり、被害者も拾った飲料を飲んで意識不明になりますが一命を取り留めます。しかし、事件が続く中、そんな飲料を飲んでしまって恥ずかしいと自殺してしまいました。 その後、青酸化合物が混入したチョコレートが東京駅などで2回見つかります。
ひとつは拾ってすぐに警察に届けたため被害者は出なかったものの、もうひとつは拾った人が食べてしまいましたが命に別状はありませんでした。それ以前にも不審なチョコが東京駅に置かれていたそうですが、このチョコレートと飲料を使った無差別殺人事件の関係は不明です。 この事件は犯人が捕まっておらず、動機も不明なままとなっています。
毒殺
この毒物が原因で、多数の被害者をまったく接触せずに殺害することができ、精神的な負担が少ない。
毒物の致死量は人や状況によってやや違いがある。
確実に殺害するなら、致死量の3倍摂取させる必要があるだろう。
気体、液体、固体の順で吸収速度が早く、同じ毒性であれば死に至る時間も吸収速度に準ずる。
乳児や老人は代謝が低く、毒物に対して敏感で抵抗が低い。
また、侵襲的な侵入経路として静脈注射がある。
腸で吸収するより早く作用し、効果も大きい。
さらに錠剤のように吐き出すこともない。
アルコールを同時に摂取することは、肝臓がアルコールの解毒で手いっぱいになったり、中枢神経を抑制して薬の効果を増すと言われている。
薬の形状の場合、動脈注射、静脈注射、皮下注射、液状、粉末、顆状、錠剤の順で吸収速度が遅くなり、物質を添加することと合わせて、効き方や持続時間を調整することができる。
カプセルの素材や形状によって、体内のどの部分で吸収させるかを調整する。
薬は主に肝臓で代謝され、薬自体の活性が変化し、水に溶けやすい物質になって排出される。
水溶性の薬はそのままの形で腎臓から排出され、脂溶性の薬は肝臓、腎臓、肺などで代謝され、水溶性物質に転化した後に腎臓から排出される。
麻酔剤や催眠剤は、脂肪部分や筋肉部分へ、何回も薬が分配されて薄くなり、それ自体が分解されないので脂肪組織に長時間残る。
毒性はLD50は薬物を投与した実験動物の半数が死ぬ薬量で、体重1kgあたりに換算する。
数値が低いほど毒性が高いことになる。
ただし、人間は実験動物と代謝速度が異なっていたり、神経毒なら心臓に近いほうが致死性が高かったり、様々な影響を受けるので、体重70kgの人間に70倍の薬量を与えれば良いという単純なものではなく、あくまで目安である。
過去の人間での事故例もあわせて参照するのが望ましい。
毒によっては解毒方法が存在する。
毒物に相互作用し複雑な化合物に変えて無毒化したり、毒物が生理的中枢と結合する前に自身が結合して阻害したり、すでに結合している毒物をどかして自身が結合する生化学的なものや、毒物を自身の表面に吸着する物理的なものがある。
トリカブトのように解毒方法が無い毒もある。
口から摂取した毒物であれば、牛乳や水を飲んだり、吐き出させたり、胃を洗浄する応急処置も行われる。

シアン化ナトリウムは、鋼の焼き入れ、金や銀の冶金、柑橘類の殺虫剤、化学工業製品のニトリル合成に用いられる粒状の物質で、経口致死量は同量。
シアン化水素は、アルカリ性にして倉庫や船舶の燻蒸剤、害虫駆除剤として用いられる液体。
合成樹脂などにも含まれており、火災で燃焼するとシアン化水素が発生して中毒死することがある。
摂取した青酸カリが胃の中に入ると、胃酸によりシアン化水素が発生する。
肺から吸収されたシアン化水素は細胞内の酵素と結合し、細胞呼吸を阻害して内窒息に至らしめる。
致死量では直ちに意識を失い、全身の痙攣や呼吸困難を引き起こし、数分のうちに死亡する。
致死量に満たない場合は頭痛、めまい、嘔吐、痙攣、心臓や呼吸の障害を引き起こす。
胃酸と混ざる工程が必要であるため、満腹の場合は死亡までに数分から一時間はかかると言われている。シアン化水素を直接吸入した場合は数秒以内に症状が起きる。亜硝酸アミルの吸入や、亜硝酸ナトリウムの注射により、シアン化水素を別の物質と結合させることで解毒を行う。
青酸カリはかなり苦く、致死量を食べて摂取するのは困難である。
実際の殺人事件では、コーラやウーロン茶など多少違和感があっても飲み干してしまう飲み物に混入されることが多い。酸性飲料に混ぜると青酸が遊離して毒性が強まると言われている。一方、糖はシアン化合物と結合して、毒性を失わせるとされる。
シアン化カリウムやシアン化ナトリウムを飲んだ遺体の臓器粘膜や血液は鮮紅色、死斑はピンク色になる。さらに、大量に飲み込んだ場合は口腔内や食道の局所粘膜に著しい出血や壊死、アルカリ性の腐食が見られる。
シアン化水素を吸引した遺体は血液と死斑がピンク色になる。いずれも独特なアーモンド臭を発する。

ヒ素、セレン
有機化合物や塩として、天然に広く存在する。毒性に加え、発がん性、奇形誘発作用もある。和歌山毒物カレー事件で使用された。
生体に入ると、三価のヒ素化合物に変化し、細胞中の酵素と結合して物質代謝を全面的に乱す。
大量暴露により、消化器系が犯され、緑色の固体の嘔吐、発熱、食欲不振、肝腫、黒皮症、不整脈などを引き起こす。
数日以内に貧血や白血球減少が起こり、1~2週間で末梢神経系統の知覚喪失が見られる。70~180mgを摂取すれば、呼吸中枢、運動中枢、神経中枢が麻痺して意識を失い、急性死する可能性がある。
長期間暴露した場合は、黄疸、肝硬変、腹水症、末梢血管系や皮膚障害を引き起こし、心臓発作で死亡する。
応急処置として催吐や胃洗浄が行われ、解毒剤としてジメルカプトプロパノールやD-ペニシラミンの投与、補給として静脈注射によるグルコースとビタミンCとB1の投与、カンフルによるカフェインの投与が行われる。
人体の網膜や骨格筋、心臓、肝臓にも微量に含まれる。セレンとその化合物は、半導体工業や電子工業、レンガやほうろうの着色剤、油の添加剤、触媒などに使用される。
生体の硫黄がセレンに置き換わることで毒性を発する。単体や化合物を数十mg摂取すると、ニンニクの臭いのような口臭、衰弱、頭痛、失神の後、死亡する。

人間の医療用以外にも、ペットショップや獣医でペットの安楽死用に使われる。
塩化スキサメトニウムは静脈注射で投薬し致死量は20mg。
硝酸ストリキニーネの経口致死量は30~100mg。
筋肉は、神経伝達物質であるアセチルコリンを神経から受け取ることで収縮する。
筋肉弛緩剤はこのアセチルコリンと似た構造をしており、受容体を占有することで、神経から筋肉に情報が伝達できなくする。
筋弛緩剤を投薬すると呼吸筋が止まり、人工呼吸器を併用しない限り、呼吸困難になり死に至る。
農薬
代表的な二つの薬剤について説明する。
有機リン系殺虫剤
パラチオンの致死量は100~300mgで、現在は使用禁止されている。
ニッカリンの致死量は60~150mg。他にサリンやマラチオンが属する。
有機リン系殺虫剤は、神経伝達物質であるアセチルコリンを分解する酵素の働きを阻害する。
神経から情報を伝達した後にアセチルコリンが分解されなくなり、筋肉が常に収縮した状態になり痙攣する。やがて呼吸筋が止まることで、呼吸困難になり死に至る。
嘔吐、腹痛、発汗、頭痛、矯正排尿弁、言語障害、錯乱など症状は多岐にわたる。
パラコート除草剤、ダイコート除草剤
合剤は、プリグロックスL、マイゼットがある。パラコート20%含有剤の致死量は10~15mg。
パラコート除草剤は植物細胞中の葉緑素のDNAにある種の活性酸素を作り、それがDNAを破壊する。人間が摂取した場合も同様の現象を引き起こし、特に肺の細胞を攻撃する。
肺は弾力を失い、うっ血から肺水腫、肺線維症を起こし、呼吸不全になり死に至る。
即死ではなく、数日もしくは数週間かかる。
救命措置として胃・腸洗浄が行われるが、有効な解毒方法はない。ダイコート除草剤の場合、消化管の出血性びらんや壊死、尿細管壊死が見られるが、肺の障害はない。

カーバメート剤
カーバメート剤は有機リン系殺虫剤と同じように、神経伝達物質であるアセチルコリンを分解する酵素の働きを阻害する。症状も有機リン系殺虫剤と同じである。
医薬品、大衆薬
バルビツール酸誘導体
バルビツール酸誘導体自体は中枢神経の抑制作用を持たず、水素をアルキル基やアリル基に置換して使う。あらゆる細胞機能を抑制する普遍的抑制薬であるため、過多な用量を摂取すると中枢神経以外に呼吸中枢や循環中枢、心筋を抑制してしまい、血流低下、ショック、呼吸抑制、昏睡、体温低下などの中毒症状を引き起こす。致死量は2g。
ベンゾジアゼピン誘導体
ベンゾジアゼピン誘導体に属し睡眠薬であるニトラゼパムは、最も急性中毒の頻度が高い。
意識障害、発音障害、運動失調、呼吸抑制、血圧低下などの症状が起きる。致死量は500mg。
ブロムワレリル尿素
過多に摂取すると、中枢神経が抑制され脳や脊髄からの信号が伝達できなくなり、呼吸抑制などの症状を引き起こして死に至る。
芥川龍之介や太宰治がカルモチンという名の睡眠薬を使用し、心中未遂および自殺したことで知られる。致死量は多いもので30g。
スコポラミン
副作用として、眠気、錯乱、幻覚、嚥下困難が挙げられている。致死量は多いもので50mg。
アセトアミノフェン
カフェイン
微量だがコーヒーにも含まれる。脳内の血管運動の中枢や呼吸中枢を刺激し、心臓の筋肉収縮力を増強する。過多に摂取すると、心肺停止により死に至る。致死量は10g。
アセチルサリチル酸
呼吸中枢などの中枢神経系と代謝系を刺激する。過多に摂取すると、6~72時間で、喉や胃の痛み、嘔吐、下痢、頭痛、めまい、過呼吸、代謝異常、高熱、昏睡、腎臓障害などを引き起こし、呼吸不全、ショックにより死に至る。致死量は多いもので20~30g。
ドラッグ
覚せい剤
耐性のない者が致死量を静脈注射した場合、数秒から数十秒で動悸、発汗、過呼吸、瞳孔の拡大、場合により脳出血が生じ、循環器不全によって死に至る。
アンフェタミンとメタンフェタミン系があり、いずれも静脈注射時の致死量は120mgだが、耐性ができている場合は2gでも死亡しなかった例がある。
アヘン、モルヒネ、ヘロイン
致死量はアヘンで多いもので5g、モルヒネで多いもので0.5g、ヘロインで多いもので0.6mg。
ニコチン
過多に摂取すると、喉がかきむしられるように痛み、むかつき、吐き気、頭痛を生じ、やがて知覚が麻痺して意識を失い、呼吸停止で死亡する。
ニコチンは毒性が強いが、煙草を用いる場合、濃度が低いので抽出する必要がある。
一本あたりの含有量は2mg以下で、煙草の葉を鍋で煮詰めればそのほぼすべてが溶出する。誤食では30分~4時間以内、浸出液の摂取では15分以内に発症するが、ニコチンには催吐作用があるため、経口での摂取は困難とされる。
高濃度のニコチンを摂取した場合は5分で死亡する。致死量は多いもので160mg。
有機溶媒
シンナーは接着剤や塗料のうすめ液などに使用され、主成分はトルエン。蒸気の吸入により、気管支、咽頭の刺激、頭痛、めまい、食欲不振などを引き起こす。
数回の吸入後、30分以内に幻覚が現れる場合があり、中毒者が存在する。致死量は多いもので30ml。
ガソリンについて、摂取すると中枢神経が抑制され、吐き気、多幸感、眠気、胸部の灼熱感、錯乱が生じた後、呼吸停止か突然の心室細動により死に至る。致死量は多いもので50mlだが、250mlを飲んで回復した例もある。
ベンジンについて、摂取すると中枢神経が抑制され、頭痛、めまい、一時的陶酔感、昏睡が生じた後、呼吸不全か突然の心室細動により死に至る。致死量は多いもので135ml。
動物毒
なお、世界で最も毒が強い生物はマウイイワスナギンチャクであり、LD50は0.00005~0.0001mg/kgである。あまりの猛毒から、採取する際に皮膚の小さな傷から被毒し、高熱を発したとされる。

フグ毒
肝臓や卵巣は毒性が強く、20~30g食べると死に至る。フグの種類によっては皮や筋肉にもテトロドトキシンは含まれる。
またフグ以外にも、ヒョウモンダコやバイ貝、ある種のイモリやカエルの皮膚などにも含まれる。加熱で分解しない。
特効薬はなく、致死率は高い。
食してから、20分後くらいに症状が出始める。
唇や舌に痺れを感じ、続いて頭痛や腹痛、激しい嘔吐になる。間もなく知覚麻痺、言語障害、呼吸困難が始まる。低酸素症により意識を失ったのち、4、6時間後には心停止する。
フグの場合は食する際の処理が不十分だった場合に被毒することは言うまでもないが、ヒョウモンダコの場合はその美しさから手の上に載せた際に噛まれて被毒することが多い。
毒貝
自由に伸びる矢のような形をした長い歯から毒を注入する。
刺されると、感覚が麻痺し始め、唇が引きつり、目がかすみ、30分で足が麻痺し、1時間も経たずに意識不明となり昏睡状態に陥る。死亡率は20%である。生存するつもりなら、フグ毒と同じ対処を行う。

毒クラゲ
刺されると、まれに呼吸困難を起こし、6時間後に水疱、12時間後に壊死を引き起こすが、ふつうは回復する。数日後にショックによる多臓器不全で死亡する例もある。刺された事例は毎年130件ほどあり、2004年では3件の死亡事故が発生している。
生存するつもりなら、酢をたっぷりかけて氷などで冷やすことが推奨されている。本人の同意があれば、オーストラリアから輸入した血清を使用することも可能。
毒ヘビ
温厚な性格で、小形哺乳類や小鳥を獲物としているせいか、45分ほどで成人を死に至らしめる。
日本で最も毒が強いヘビは、南西諸島に生息しているヒロオウミヘビでLD50は0.16mg/kgである。
陸生ならヤマカガシでLD50は0.27mg/kgであり、毒牙の他に頸線から毒液を飛ばすことができる。
ヒキガエルを食べてその毒を蓄えることが知られている。
生存するつもりなら、血液が巡る速度を遅らせ、毒が全身に回る前に血清を打つのが基本方針とされる。脈拍を上げないように、興奮せず、無駄に動かず、可能なら毒ヘビの種類を同定する。
危険なので毒を口で吸い出さず、意味がないのでナイフで傷口を抉らない。牙の跡がある位置より心臓側をほどほどに縛り、壊死しないように10分に1度ヒモを緩める。壊死に繋がるので氷で冷却はしない。

毒カエル
なお、ヤドクガエルは土壌にいる有毒のダニやダニを食べる昆虫を食べることで毒を体内で濃縮させており、動物園のヤドクガエルは無毒な昆虫を食べて育っているため、毒性が無いと言われている。
毒草
配糖体
配糖体

トリカブト
園芸店で売られているのは毒性の弱いハナトリカブト(アコニタム)であり、本州の山林に生息するヤマトリカブトの採取が推奨される。
富士山のふじあざみライン沿いの三合目から五号目や、筑波山、三浦半島に多く自生している。
ただし、自生地によっては毒性の低いヤマトリカブトも存在する。毒性の高い根をかじると、ピリッという金属的な味がし、唾液が苦みに侵され、半日以上舌の先が熱くなるという。
しかし、料理として提供された事件や誤食事件では、混入に気づかずに死亡している。
アコニチンはシナプスのナトリウムチャネルに結合し、ナトリウムが流入しやすくして、ナトリウムチャネルを常に活性化させる。摂取すると、10~20分で口唇や四肢の痺れ、悪心、嘔吐、下痢、めまいを起こし、激しい唾液分泌や意識消失、全身痙攣、呼吸麻痺などを経て、2時間後に循環不全や呼吸不全で死亡する。有効な解毒剤はない。アコニチンの致死量は3~4mgで、塊根の推定最小致死量は1g。

ジキタリス
ジキタリスの成分であるジキトキシン、ギトキシンは胃腸から急速に吸収され、尿で排出されるまでに20日以上かかるため、体に蓄積されやすい。多量に摂取すると、悪心、頭痛、嘔吐、下痢などを起こし、視覚障害、錯乱、不整脈、中枢神経麻痺、心室細動などを起こして死に至る。
葉に多く含まれ、致死量は体重1kgに対して5mgと言われている。配糖体によって青汁よりも苦みが強く、誤って食べても多くは吐き出されているとされる。

ドクニンジン
園芸植物ではないため、草原から採取する必要がある。哲学者であるソクラテスが、ドクニンジンの毒杯を飲まされ処刑されたことで有名。
ドクニンジンの毒は、意識がはっきりしたまま肉体だけが硬直する。
毒の成分は、コニイン、ガンマコニセインであり、悪心、嘔吐、口の渇き、めまい、骨格筋の麻痺、痙攣、体温低下、聴覚障害、瞳孔拡大などを引き起こす。
そして、手足の末端から痺れ始め、筋肉が硬直する。
やがて、横隔膜の筋肉が麻痺し、呼吸困難によって窒息により死に至る。毒性は天候に大きく左右され、夏の晴れた蒸し暑い日は、曇りの日よりも2倍の毒性を持つ。
また、乾燥させたり搾った汁は、時間が経過するにつれて毒性が低下する。コニインの致死量は500mgと言われ、コップ1杯の搾り汁程度に相当する。

ヒガンバナ
ヒガンバナの毒の成分はリコリンであり、主に球根に含まれる。嘔吐、悪心、下痢、脱水ショック、呼吸不全、痙攣、中枢麻痺などを引き起こし、死に至らしめる。致死量は、10gくらいとされる。歴史上、トリカブトと並んで毒殺や暗殺に用いられていた。
ヒガンバナの毒の成分は水溶性であるため、水にさらし毒を流出させて食用にする地域がある。加熱では毒性は変化しない。
アオツヅラフジ
アオツヅラフジの毒の成分はトリロビンなどであり、草全体に含まれる。多量に摂取すると、呼吸中枢や心臓が麻痺する恐れがある。ヤマブドウやエビヅルの実と間違え、誤食するケースが多々ある。
イヌサフラン
中枢神経を麻痺させるため、痛風に対する鎮静薬として使用された。似た名前と特性を持つサフランという花は、毒性がない。
イヌサフランの毒の成分はコルヒチンであり、主に球根に含まれる。
致死量は1~6mgであり、球根10gに相当する。コルヒチンは刺激性、細胞分裂防止性を持ち、コレラに似た症状が現れ心臓血管性虚脱で36時間以内に死亡する。
細胞分裂の阻害場所によって様々な中毒症状を呈し、消化器官なら下痢、嘔吐、腹痛を引き起こし、肝障害による循環器不全によって死亡する。脊髄細胞なら白血球や血小板が減少し、鼻血や歯肉からの出血、血尿を引き起こし、出血によって死に至るケースがある。
呼吸不全で死亡するケースもある。コルヒチンの反応が出るまでに12~48時間かかるため、気づいたときには手遅れになっているケースが多くある。
園芸植物ではないため採取する必要がある。
種類によって、分布や生息地が異なる。20~50cm以上と、大株に育つ。
キケマンの毒の成分はビククリン、プロトピンであり、根が強い毒性を持つ。
口にすると、酒に酔ったような感じになった後、眠気、吐き気、黒目が小さくなる、脈が遅くなるなどの中毒症状を引き起こす。
ビククリンは激しい痙攣を引き起こす作用を持つため、深い眠りと体温低下の後、呼吸や心臓の麻痺が起きる。キケマンの毒は水に溶けやすい性質を持つ。葉や茎を折ると特有の嫌な臭いがするため、誤食は少ないとされる。
シキミ
宗派によってはシャシャキが用いられるが、こちらは無毒である。園芸店やスーパーで切り花として販売されている。
シキミの毒の成分は、シキミン、イリシン、アニサチンであり、主に実が強い毒性を持ち「毒物及び劇物取締法」で指定されている。60~120粒の種子で中毒症状を引き起こすと言われているが、果皮の方が毒性が高い。
アニサチンは神経毒で、口にすると、1~6時間の潜伏期の後、吐き気、嘔吐、腹痛、下痢、ふらつきなどの神経症状を引き起こす。重症になると、全身痙攣、呼吸麻痺、意識障害が起こり死に至る。
クロバナロウバイ
クロバナロウバイの毒の成分は、カリカンチンであり、種子に含まれる。脳幹や脊髄の運動神経細胞にだけ作用するため、意識がはっきりした状態で、体を弓なりにして強直性の激しい痙攣などを起こして死に至ることになる。その中毒症状はストリキニーネに似ている。
ストロファンツス
原産地は熱帯アフリカだが、そこから採取するのは現実的ではない。
先住民が矢毒として用いていたほか、強心剤の製剤として現在でも用いられている。
ストロファンツスの毒の成分は、ストロファンチン、ウワバインであり、種子に含まれる。強力な心臓毒を有し、サイやゾウが数秒で死に至る。ただし、血管から摂取した場合のみ中毒症状を引き起こし、経口で摂取した場合は無毒である。
キョウチクトウ
キョウチクトウの毒の成分は、オレアンドリン、アディネリン、ギトキシゲン、ジギトキシゲンであり、主に葉が強い有毒成分を含む。口にすると、下痢、嘔吐、めまい、腹痛、冷や汗を生じ、やがて脈拍が乱れ、心臓麻痺を起こして死に至る。
致死量は体重1kgに対して0.30mgと言われ、過去に96歳の女性が4gのキョウチクトウを食べて自殺した例や、キョウチクトウを箸の代わりに使って中毒死した例がある。燃やした煙にも有毒成分が含まれるとされる。
ドクウツギ
ドクウツギの毒の成分は、コリアミルチン、ツチンであり、主に実に含まれる。口にすると、30分ほど経過してから、悪心、吐き気、嘔吐、舌や口の痺れ、発汗、口唇紫変、瞳孔縮小などを生じ、強直性全身痙攣を起こして死に至る。
コリアミルチンの致死量は体重1kgに対して0.5mgとされ、葉24gが相当する。ドクウツギの実は甘く、誤って果実酒にするケースがあるが、コリアミルチンはアルコールに溶けやすいため危険。
オモト
オモトの毒の成分は、ロデイン、ロデキシンであり、主に根茎に猛毒のロデインが、葉にロデキシンが含まれる。口にすると、悪心、嘔吐、頭痛、不整脈、血圧低下を引き起こし、やがて全身痙攣、運動麻痺、呼吸異常などによって死に至る。46歳の女性が、根茎をすり下ろして盃1杯ほど飲んで中毒死したケースがある。
ゲルセミウム・エレガンス
口にすると、めまい、瞳孔散大、悪心、嘔吐、呼吸麻痺を引き起こして死に至る。ゲルセミシンの致死量は体重1kgに対して0.05mgであり、葉っぱ3枚とコップ1杯の水で死ぬと言われている。皮下注射でも経口投与でも効果は同じ。
ドクゼリ
セリより大きく育つほか、根茎が丸くふくれ、タケノコのように節を持つ点がセリと異なる。四国と沖縄を除く全土の、小川や沼沢などの湿地帯に自生しているので採取するか、冬季に園芸店で稀に売られている延命竹や万年竹という名前のものを購入する。
ドクゼリの毒の成分は、シクトキシンであり、植物全体に含まれるが、特に地下茎や根の毒性が高い。中枢神経の延髄や中脳を刺激する神経毒である。季節によって毒の量に違いがあり、早春と晩秋に毒性が強くなる。
口にすると、1時間半~2時間後にひどい灼熱感、嘔吐、めまい、腹痛、痙攣、瞳孔散大などを引き起こし、強直性全身痙攣や心臓停止で死に至る。シクトキシンの致死量は50mg、ドクゼリの量で6gに相当すると言われている。
根茎を2個誤食し、1時間以上痙攣を起こし、心臓が停止して死亡したケースや、根で作った汁を皮膚に塗って死亡したケースがある。若葉をセリと間違えたり、根茎をワサビと間違えて誤食することが多い。
開花期につぼみを摘み取ることで、根を太く育てることができる。根を乾燥させたものを白頭翁と呼び、抗アメーバ原虫作用を始め様々な効果を持つ漢方薬として用いられる。
オキナグサの毒の成分は、プロトアネモニン、ヘデラゲニンであり、植物全体にプロトアネモニンが、根にヘデラゲニンが含まれる。刺激作用は開花時期が最も強いと言われている。口にすると、腹痛、嘔吐、下痢、流涎などを引き起こし、やがて胃腸炎や心臓停止によって死に至る。
口に入れると焼けるような痛みを感じるため、誤食の可能性は低いが、乾燥させると刺激作用は軽減すると言われている。プロトアネモニンは肌に付いただけでも水疱などの皮膚炎を起こすことがある。
ヨウシュヤマゴボウ
根を日干しにして乾燥させたものを商陸と呼び生薬として用いていた。
ヨウシュヤマゴボウの毒の成分は、硝酸カリ、キンナンコトキシンであり、植物全体に含まれるが、特に根と熟した実に多く含まれる。口にすると、じんましん、嘔吐、下痢などを引き起こし、重症になると脈拍が弱くなり、血圧が低下し、心臓麻痺を起こして死に至る。
毒性は低く、健康な若者であれば大量に摂取しない限り死亡することはない。
実を口に入れると、口の中が焼けつくような感じになるため、誤食の可能性は低い。ただし、5歳の子供が実でジュースを作って飲んだところ、30分もしないうちに激しい腹痛、嘔吐、下痢に見舞われ、全身に冷たい汗をかき、呼吸が荒くなり、脈が遅くなり、痙攣を繰り返して死亡したケースがある。
世界的に果樹園で栽培されているが、日本では甲信越と東北地方が主産地。園芸店や造園関係の店で苗木を入手できる。
生食のアンズの実から種子を取り出し、栽培する方法もある。乾燥させた種子を杏仁と呼び、鎮咳、去痰などに用いる。
アンズの毒の成分は、アミグダリン、遊離シアンであり、未熟な実や種子に含まれる。
遊離シアンの致死量は50mgだが、種子25~50gに相当する。アミグダリンは種子の3%に含まれる。アミグダリンを生のまま摂取すると、酵素の作用によって加水分解され青酸(シアン化水素)を生じる。
このため、口にすると、軽症の場合は頭のふらつき、嘔吐、瞳孔散大を引き起こし、重症の場合は意識障害、痙攣、呼吸障害を引き起こして死に至る。
女性が種子を20~40個食べ、中毒症状を起こしたが死には至らなかったケースがある。
ウメ
園芸店や造園関係の店で苗木を入手できる。ウメの煎液には抗菌・抗真菌作用がある他、解熱、鎮咳、去痰などの効果もあるため、民間薬として様々な用途で用いられる。
ウメの毒の成分は、アミグダリン、遊離シアンであり、未熟な実(アオウメ)や種子、生の葉に含まれる。致死量や中毒症状はアンズの項目を参照すること。
マチン
毒性の強さが有名で、植物毒の魔王とも呼ばれる。ガーデニング用として扱われておらず、国内に自生していないので、国内での入手はできない。
マチンの毒の成分は、ストリキニーネ、ブルシンであり、種子に含まれる。ストリキニーネの半数致死量は60mgで、種子に1~2%含まれる。無色無臭。口にすると、30分以内に中毒症状が始まり、五感が鋭敏になり、筋肉が硬直して嘔吐を起こす。
15~60分で弓なりの激しい痙攣を起こし、3~6時間で呼吸麻痺や循環障害によって死に至る。殺人事件でも度々用いられており、埼玉県愛犬家殺人事件で使用された。
アセビ
過去にはトイレのウジ殺しに用いられ、現在もケジラミやカイセンの外用薬として用いられる。
トウゴマ
園芸用として種子を入手するか、荒れ地や草原などから採取する必要がある。薬剤としての役目を終えた現代でも、化粧品、インク、塗料などに多用される。
トウゴマの毒の成分は、毒性タンパク質であるリシン、有毒アルカロイドであるリシニンであり、植物全体に含まれるが、特に種子が多く含む。リシンは世界三大毒の1つとして数えられている。種子を噛んだ場合、口の中が焼けるように熱くなり、舌に水膨れができ、喉の奥が腫れて気道閉塞になる。
飲み込んだ場合も、吐き気、腹部の痛み、血便などを引き起こす。大量に摂取した場合、意識混濁、腎不全、溶血を引き起こして死に至る。その他の中毒症状として、嘔吐、血圧降下、呼吸中枢の麻痺なども引き起こす。
リシンの成人に対する致死量は0.2~0.7mg、リシニンの成人に対する致死量は0.16gである。子供であれば1粒の種子で死亡すると言われている。
バイケイソウ
バイケイソウの毒の成分は、ジェルビン、ヴェラトラミンであり、植物全体に含まれるが、特に根茎や根が多く含む。口にすると、ひどい下痢、吐き気を引き起こし、重症の場合は、血圧降下、呼吸減少、手足のしびれ、痙攣、虚脱状態、意識不明などを引き起こして死に至る。
粘膜を強く刺激する作用を持つため、乾燥させた粉末を鼻から吸い込むと、くしゃみが止まらなくなるとされる。ジェルビンやヴェラトラミンは、熱を加えても毒素が消えない。
ストリキノス・トキシフェラ
コンドデンドロン・トメントスムとともに、矢毒の材料として使用される。ガーデニング用として扱われておらず、国内に自生していないので、国内での入手はできない。
ストリキノス・トキシフェラの毒の成分は、トキシフェリンなどであり、矢毒の製法から樹皮や根に含まれると思われる。筋肉を弛緩させる作用を持つが、後述するツボクラリンの研究が盛んであり、トキシフェリンの効果は不明。
コンドデンドロン・トメントスム
ストリキノス・トキシフェラとともに、矢毒の材料として使用される。ガーデニング用として扱われておらず、国内に自生していないので、国内での入手はできない。
コンドデンドロン・トメントスムの毒の成分は、ツボクラリンなどであり、矢毒の製法から樹皮や根に含まれると思われる。ツボクラリンを摂取すると、筋肉が弛緩し、意識が残った状態で呼吸麻痺によって死に至る。ツボクラリンの致死量は0.3~20mg。
ただし、血管から摂取した場合のみ中毒症状を引き起こし、経口で摂取した場合は無毒である。
同じ作用を持つ薬品に、塩化スキサメトニウムがあり、麻痺が終わると体内で急速に分解され、無毒なコハク酸とコリンに分解される。致死量は筋肉注射の場合20mg、静脈注射の場合10mg。

マンドレーク
マンドレークの毒の成分は、スコポラミン、アトロピン、ヒヨスチアミンであり、主に根に含まれる。スコポラミンは粘膜や皮膚を通して急速に吸収され、摂取すると、瞳孔散大、幻聴、頭痛、めまいを引き起こし、大量に摂取した場合は、意識喪失、呼吸困難などを引き起こして死に至る。
致死量は8~10mgと言われている。アトロピンも粘膜や皮膚を通して急速に吸収され、摂取すると、口の渇き、瞳孔散大、興奮、錯乱、幻覚、発熱、痙攣などを引き起こして死に至る。
致死量は100mg。ヒヨスチアミンを摂取すると、顔面潮紅、瞳孔散大、不安、躁狂性興奮、錯乱、幻覚、呼吸障害などを引き起こす。
コマクサ
コマクサの毒の成分は、ジセントリン、プロトピンなどであり、植物全体に含まれる。ジセントリンには、少量なら麻酔作用、中等量ならてんかん様痙攣、多量なら呼吸中枢や血管中枢の麻痺を引き起こす。口にすると、酒に酔ったように眠くなり、呼吸麻痺、心臓麻痺を引き起こして死に至る。

毒キノコ

ドクツルタケは、猛毒を持つテングタケ科の中でも特に毒性が高い。食後6~12時間でコレラ症状を引き起こし、腹痛、嘔吐、下痢の後、脱水症状、痙攣、昏睡状態におちいる。致命率は70%。

コレラタケは、ドクツルタケと同じようにコレラ症状を引き起こし、致命率は50%。
サリン
ジャガイモ害虫の殺虫剤をもとにナチス・ドイツが開発した有機リン系の神経ガス。生産コストに対して殺傷力が高く、貧者の核爆弾と呼ばれる。
経口や皮膚から吸収されると、数秒のうちに筋肉の弛緩に必要な酵素を破壊し、体中のあらゆる筋肉が痙攣し、吐き気、胸部の圧迫、嘔吐、腹痛、下痢などを起こす。瞳孔が縮小して目に痛みを感じるほか、よだれを流したり、呼吸困難や全身痙攣を起こす。
やがて、ひきつけから昏睡し、最後には死亡する。経口致死量は0.65mgで、皮膚から吸収した場合の致死量は約2mg。
ダイオキシン
致死量は20万分の1mg。奇形、肝臓がん、神経障害、腎臓障害、目の病気を継代的に引き起こす。エージェントオレンジを浴びた約150万人のベトナム人のうち1/6が死亡し、奇形を誘発した。
また、化学工場の事故で空中にばらまかれた2kgのダイオキシンによって、4万頭の大型家畜が死亡した。解毒剤がなく、土中で分解されるまでに15年以上かかる。
見た目こんな事しそうにないですよね
テロはどんなに警備をしても狙うほうが有利。
これからも次々と命を狙うテロが起こるだろう。
こんなに貧富の差があればテロが毎日起こっても不思議ない。
岸田がテロに遭っても自業自得。
失踪した女児の名前は「加茂前ゆき」ちゃん
警察の捜査もむなしく少女を発見することができず、謎のままとなってしまった事件。
しかし、恐ろしいのはここからです。
少女が失踪してから3年後に、差出人不明で被害者宅に怪文書が送られてきたのです 。

怪文書には「ダッタン海キョウヲ」「ミユキノハハガ」「ワガ子ヲサガシテ」「広いダッタンノ海ヲワタッテイルノデアル」との言葉が綴られていました。
怪文書には「カムチャッカノハクセツノ冷タサモシラズニ」「ミユキヲハッカンジゴクニオトシタノデアル」との言葉が綴られていました。

「トミダの股割れ」が怪文書を書いたと言われていると同時に「トミダの股割れが犯人」だと噂されていましたが、仏語が加わっていることもあり「戦争を経験した高齢者」が怪文書を書いたと言われているようです。
1994年4月23日に発覚したバラバラ殺人事件。

県警船橋東署捜査本部は同日、司法解剖の結果、遺体に目立った外傷がないことなどから、野口さんが窒息死したとみられることを明らかにした。
判決 無期懲役

どっちもどっちだな?
拉致して生き埋めと、最初から殺すと決めていたんだってね。
この事件は周りに喋らなければバレない事件でペラペラ喋るからバレた。
そうでなければ警察は行方不明で終わらせる。
50万貸してバックレられてツイッターにホストがどうこうとか書かれれば腹立つでしょ。
なーんにも同情出来ない。
殺された子はお金を返すとホストへ行けなくなるから返さないと友達に話していた…。


湯浅成美



霊能者が犯人を追い詰める
https://youtu.be/QGFtlKsHkSs

2000年9月29日
東京都江東区亀戸のマンションで当時28歳の女性漫画家吉田陽子さんが何者かに殺害される事件が発生した。室内にあった300万円の現金は手つかずの状態で、被害者に暴行の形跡も見られなかったという。美人作家として有名だった被害者のストーカー殺人説も噂されたが、結局2019年10月現在も犯人は見つかっていない。
警察の捜査では、吉田陽子さん宅から現金300万円の他、財布や貴重品が見つかったが、どれも手つかずの状態だったことが判明した。
捜査の焦点は吉田陽子さんの交友関係に絞られていった。
吉田さんは現場のマンションを自宅兼仕事場として利用していた。
吉田さんは都内の高校を卒業後、漫画家として活躍。
同人誌を中心に同性愛をテーマにした漫画を描いていた。同人誌作家の熱狂的ファンによるストーカー殺人説も噂されたが、犯人検挙の糸口はいまだにつかめていない。
不審死リスト

2006年 鈴木啓一 朝日新聞記者
2007年 石井誠 読売新聞政治部記者
2007年 松岡利勝農水相
2007年 山崎進一緑資源機構元理事
山崎は29日午前5時過ぎ、森林開発公団による官製談合事件の調査のさなかに投身自殺した。
2013年 加賀美正人内閣情報調査室参事官
恵比寿にあるマンションの浴室で、内閣情報調査室の加賀美正人参事官(50)が死亡しているのが見つかった。浴室内で練炭がたかれた跡があり、当局は自殺とみて調べている
2013年 ガチャ規制を推進していた神宮司史彦 消費者庁審議官
消費者庁審議官が夫婦揃って謎ワープ自殺。規制しょうとして殺された。
2013年 神宮司史彦 消費者庁審議官
原発問題を追っていた報道ステーションディレクター。部屋のドアを目張りして練炭自殺。生前、「自分は絶対自殺しない、死んだら消されたと思ってください」と言っていた。
2014年 岩路真樹 報道ステーションディレクター
岩路真樹ディレクターが命がけで取材した映像。 被曝被害 身の危険を感じるが突然死や自殺にされたくないという人は「私が死んだら殺されたと思ってください」宣言。

2015年 神原紀之内閣参事
2016年 自民党山田賢司議員の秘書

2016年 UR所管国交省職員
2017年 秋山肇社長
森友学園の8億円値引きの根拠となった残土処理を請け負っていた、藤原工業の下請けの「田中造園土木の秋山肇社長」警察は(豊中市役所のトイレで?)自殺。
2018年 赤木俊夫 近畿財務局上席国有財産管理官
① 日頃から自殺をするような人物ではなかったこと。
② 遺書がなかったこと。
③ 死の前日に『毎日新聞』のインタビューを受けて、「国にゴミは掘り起こす必要はないと指示された」と語っていたこと。
③が、敷地にゴミはなかったとする籠池の暴露と繋がる。
まずこの顔は精神病なのは確実だろう。
最近の日本人に精神病が多いのはちょっと昔は「近親相姦」が多かったため。
その影響が孫、曾孫と出ている。
これからの時代は人の道徳などでは考えられない事件が続発する時代になった。
致死性の高い毒のトップはトウゴマの種から採れるリシン、ボツリヌス菌、タバコや燃えたプラスチック、アーモンドなどから採れるシアン化物、ストリキニーネ、アマニチンを含む毒キノコ。
トウゴマ (唐胡麻、学名:Ricinus communis)は、トウダイグサ科トウゴマ属の多年草。
別名、ヒマ(蓖麻)。 種子から得られる油はひまし油(蓖麻子油)として広く使われており、種には リシン (ricin) という毒 タンパク質がある 。
人体における推定の最低致死量は体重1kgあたり0.03mg。
毒作用は服用の10時間後程度
リシンは、下剤などに使われるひまし油の原料「トウゴマ」の種子に含まれ、油をしぼった残りかすから抽出できる。
リシンは、人の体内に入ると発熱や呼吸困難などを引き起こし、死に至る。米国では2013年、オバマ大統領(当時)宛ての封書から検出される事件が起きた。
日本でも…
当時勤務していた神戸市長田区の建設会社の事務所で、同僚だった男性(40)の水筒内にリシンを入れ、水筒を使用不能にしたとされる。捜査関係者らによると、男性が水筒の飲み物の味やにおいに違和感を覚えたため、職場で見張ったところ、女が液体を混入するのを確認。男性から被害届を受けた県警が、6月に器物損壊容疑で逮捕した。
同僚男性の水筒に猛毒「リシン」入れる、元会社員の女を起訴…自宅で製造か : 読売新聞オンライン (yomiuri.co.jp)
トウゴマは古くから薬草として利用されてきた植物です。薬効があり生薬名は蓖麻子油(ひまし油:種子から採取できる脂肪油)、蓖麻子(ひまし:種子)です。使用部位は種子で、ひまし油の約7割はインドで生産されています。
ひまし油は精製の純度によって用途が分かれています。
精製度が高くなるにつれ、外用として身体に直接使えたり、薬として服用することもできます。昔から利用されていますが、現代でもさまざまな用途があり、美容効果が高いオイルです。
基本的に復讐代行を名乗る業者の多くは、ターゲットを精神的に追い詰める手段を多用する。
広島の事件のように「誹謗中傷メールをばらまく」といったものから、「出前を勝手に注文する」「無言電話を何度もかける」など、さまざまな手段でターゲットを精神的に疲弊させ、辞職やうつに追い込むのだという。
ある業者のサイトでは、「いじめの現場を撮影し、その写真を送り付ける」という手の込んだものから、「痴漢冤罪を仕掛ける」というものまで、多様な手口が紹介されている。
また、にわかに信じがたい話だが、裏社会に詳しい放送作家によると「殺人なら、1人300万円で引き受ける業者もある」という。
現実の苦しみに悩む人にしてみれば、「こういった業者も、いわゆる必要悪なのでは?」という思いもあるのかもしれない。
私たち人間は生きていく上で、様々なストレスに見舞われながら生きている生き物です。
その要因は仕事や教育現場、恋愛、家族友人関係、金銭など様々なシーンで、
●パワハラやセクハラ
●侮辱、理不尽なイジメ
●裏切りや蹴落とし
●騙し偽り、ストーカー
●浮気、寝取り寝取られ
などによりストレスが生まれ、それは憎悪、無念、屈辱、哀惜、傷心、嫉妬、羞恥心などになってあなたの心に宿り、それを抱えながら生きています。
人はそれを、時には仲間友人に相談で、時にはお酒や大好きな趣味で、時には恋人や家族との触れ合いなどで、自らそのストレスを消化して日々耐えていくのです。
ですが、時にはそれに耐えきれずにその感情が【復讐心】などに変わり、それを心に秘めて苦しんでいる方がいます。ただ、その方たちの多くはその【復讐心】をどうしたらいいのか分からずに路頭に迷い、結局は泣き寝入りされている方が殆どです。
絶対に許す事が出来ない、謝罪を受け入れる事が到底出来ない、相手が私と同じ様な苦しみを味わうところを見たい、けど自分で復讐することは出来ない。
弊店はその様な悩める方達の為に存在する、数少ない復讐代行を商う復讐屋であります。
怨みを晴らしたい、復讐をしたい、別れさせたい、また「こんな事、何処に相談したら良いのか分からない」というお悩みなどの、ご相談を日本全国各地から承ります。
あなた様のご要望と実現性と兼ね備えて私たちが、問題解決のお手伝いをさせていただければと思います。
決して世間様では到底理解を得ることが出来ない復讐屋という特殊な業種ですが、日本の江戸の時代では実際に仇討という警察権の範囲で制度化されておりました。
今の時代の悩める方達にとっては我々の存在価値は必要悪であり、だからこそ我々の存在が成り立つのです。
まず、どんなご相談でも構いませんので勇気を出してお気軽に我々にご相談してみてください。特殊工作というものは何なのか、特殊工作というものの本質、ご依頼に適した工作構成をじっくりとご説明させていただき、他社との違いを体感していただきます。
勿論、秘密厳守、ご相談お見積もりは無料です。
復讐代行とは?
復讐代行というものの概念
我々の行う復讐代行という本質は「隠密行動が鉄則」です。
よってあなた様の復讐を成し遂げる事で、それが事件になったり、依頼人や依頼の事実が公になったりする事は一切ありません。
「隠密行動」故に、「絶対安全」で無ければならず、「絶対安全」を遂げるには「確実」な結果を出さなければなりません。
その為には、依頼前に「実現性」というもので依頼の可否を判断させていただき、実現性が乏しいものにはお断り、または確実な結果を出す為のご提案をさせていただきます。
これは復讐屋という業を携わる者であれば誰にでも言える事で、これが絶対条件になります。
世の中殺人事件は毎日発生していますが、殺されるほうだって悪い場合もあります。
殺すのは死人に口なしで簡単な作業です。
殺害と嫌がらせはまったく次元の違う問題です。
嫌がらせのプロはターゲットを鬱病にするまで追い込み自殺をさせる。
目に見えない敵の存在で毎日恐怖におののく生活をすれば自殺もしたくなる。
心理的に夜も昼も追い込んでいくので3ヶ月~6位はかかるだろう。
自殺の原因は夜睡眠もとれなくなり精神的に追い込むから…
どうやって追い込むか…
殺したら殺人事件になるし今時こんなバカなことをする奴はいないでしょう。
幻覚剤や神経ガスを毎日少しづつ吸わせることは外国では行われている
化学的な知識がなくても製造は難しくない
自殺させるほど完全犯罪はないでしょう。
しかし、あなたの手では絶対に行わないことです。
製造に失敗をして自分が自殺するはめになる。
どんなに用意周到に計画を練っても必ずどこかでミスをしているものです。
失敗するとあなたの人生を棒に振る可能性が高いからです。
日本に住んでいる限り自分では「復讐」をしないことです。
かりに成功しても塀の中でクラス覚悟があれば実行するのもいいでしょう。
この世の中には「復讐」を仕事にしている人達がいます。
復讐はこの人達に依頼することです。
死体が上がらなければ困るのは「保険金殺人」これは必ずバレる。
保険会社の調査は容疑者として最初からマークし警察と違って特定している。
一時的な感情でそうなるのは分かりますが殺したらそれで終わりです。
それよりか一生カタワか車椅子生活にしてやったほうがいいのではないでしようか?
殺すことはいつでも可能な世の中なんです。
でも後で後悔して一生悔いを残すことになるでしょう。
一時的な感情で我を忘れての犯行が多いです。
ですからいくら頭にきても殺人だけは避けるべきです。
通り魔的な犯行は「精神病」で論外です。
グーグルなどで「復讐業者」を検索するとウェブ検索結果 約971,000件もヒットします。
復讐の依頼もピンキリだが、依頼が多いのが殺人。
今は金額の安いチャイニーズマフィアなどに移行していったのです。
実際に300万前後で殺人を請け負う中国系も存在しています。
その背景には日本人に依頼しても金だけとって何もしないからです。
殺人依頼を受けても金だけ巻き上げて実行しない。
明らかな詐欺行為ですが、依頼した側も罪に問われるため、詐欺にあっても
被害届けを出せないので蔓延っています。
詐欺師の手口は復讐する相手の人間関係から勤務先など詳しく聞きだします。
ここまでなら理解できますが、次は依頼者の情報まで事細かに聞き出します。
実際はお金さえもらえれば依頼者の名前も住所電話番号などは関係ないのです。
連絡先のフリーメールがあればそれで十分に事足ります。
それを聞き出すには裏があるからです。
報酬代としてお金をもらうと、次は依頼者を脅します。
「依頼の内容をあいてに喋るぞ、口止め料として100万払え」などといってきます。
仕方なく弱みもあるので支払いをしている被害者が多いのです。
そこで詐欺師の手口は依頼者と喫茶店とかホテルのロビーで待ち合わせをして会うのです。
中には自宅まで「集金」に来る業者もいます。
この「復讐屋」は世界各国に存在していますが、依頼者と会う復讐業者はいません。
ヤバイ仕事を請け負うのに電話番号を教えたり名刺など渡すことは考えられません。
これは恐喝業者の手口ですから気をつけましょう。
業者がお会いしましょう・・・といってきたらヤバイ業者です。
依頼者を安心させるために「電話番号」を教える業者もヤバイです。
本物の業者はお金の受け渡しでも細かく指示してきます。
それは殺人依頼でなくとも違法行為の依頼ですから業者の身元なんて絶対に教えません。
依頼者が疑いで警察から事情徴収された場合、喋る可能性が高いからです。
「自分は実行していないし、たいしたことにはならない」と自分流に解釈するからです。
逮捕される原因は常に「依頼者側」にあるのです。
ですから本物の業者は一切教えることはないのです。
それと詐欺業者は着手金として1万でも受け取りますが、本物の業者は全額前金か
半金が着手金になります。
依頼者の名前も連絡先も聞いていない業者に仕事をさせて残金を踏み倒す依頼者も多いです。
正直者は馬鹿を見る、ということでしようか…
そこで業者の返信メールには必ず何か付けているものです。
よく問い合わせにおたくは信用できますか? ということを聞いてくる方がいますか、
「いやじつわ恐喝専門業者です」と答える復讐屋なんていません。
こんな質問は愚問です。
この仕事はお互いの信用関係で成立するもので、心配なら依頼しないことです。
業者の中でも得意とする事案と不向きな事案があります。
パソコン関係に凄いスキルのある業者に「殺人依頼」などは無理です。
その反対もあります。また、工作関係を得意にしている業者もいます。
そこで業者が何を得意にしているか見き分けることも必要です。
以上のことに気をつければ騙されることはありません。
東京都青梅市の民家で住人の小川和男さん(67)が殺害された事件で、小川さんが倒れて発見される直前に「中年の男が泥棒に入っている」と110番していたことが14日、警視庁への取材で分かった。
近所の男性は取材に、「小川さん宅には大量の札束があった」と証言。警視庁は、小川さんに目撃された男が殺害に関与した可能性があるとみて行方を追っている。
青梅署捜査本部によると、14日午前1時55分ごろ、小川さんから「青色ジャンパーに白色帽子、マスク姿の小太りの中年男が泥棒に入っているようだ。音がしたので、見たら逃げていった」と110番があった。
約15分後に警察官が到着すると、1階ダイニングキッチンで小川さんが頭から血を流して倒れていた。通報後に事件に巻き込まれたとみられる。検視の結果、鈍器で頭を強く殴られたことによる失血死の疑いがある。
【記者リポート】
「男性は崖の下の海で浮いている状態で発見されました」
福井県にある断崖絶壁の観光名所、東尋坊で見つかった男性の遺体。
【東尋坊の店で働く人は…】
「日没からは暗い街灯が少しついているだけなので、あまり人も歩いていないですし。(周辺の店は)だいたい午後5時ぐらいで閉まってしまうので」
体には複数の傷があったというこの男性に、いったい何があったのでしょうか…
10月18日、遺体で見つかった嶋田友輝さん(20)を車の荷物スペースに閉じ込めた監禁の疑いで、滋賀県長浜市のとび職・上田徳人容疑者(39)と17歳から19歳の少年6人が逮捕されました。
警察によると、上田容疑者らは少なくとも9時間のあいだ、嶋田さんを車に閉じ込めたまま、彦根市から福井県坂井市までレンタカーなどで移動したということです。
嶋田さんの母親からは、9月中旬に行方不明届が出されていました。逮捕のきっかけは、一本の通報でした。
「嶋田さんが暴行を受けている―」
18日の未明、嶋田さんと上田容疑者らの共通の知人からの通報で警察が捜査したところ、その翌日に福井県の東尋坊で嶋田さんの遺体を発見。
警察は18日、名神高速道路の多賀サービスエリアの駐車場で、上田容疑者ら7人を見つけ身柄を確保しました。
嶋田さんは、17日にも暴行を受けて監禁されていたという目撃情報があるということで、2日間にわたって監禁された疑いがあることが新たに分かりました。
警察は、上田容疑者らが嶋田さんを暴行した上で車に監禁したとみていて、遺体の司法解剖をおこなって死因などを詳しく調べています。
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/46349
では日本での銃使用がどうか、想像できるだろうか。自殺者は14人、コロシは3件(このほかに、自殺かコロシか特定されないもの4人、不慮の事故が4人)である。その数はアメリカの1000分の1にも満たず、拳銃のドンバチが繰り広げられる刑事ドラマは、絵空事を描いているに過ぎないことがわかる。
それでは一体、日本ではどんな手段によるコロシや自殺が多いのだろうか。日本人はどんな死に方をしているのか、政府の統計からは「死」の実像が見えてくる。
厚生労働省は毎年、出生、死亡、婚姻、離婚などについて、その全数をとりまとめた数字を人口動態調査として公表している。死亡については、死因ごとの人数が年齢や場所など、さまざまな切り口から集計されていおり、自殺(統計上は故意による自傷及び自殺)もコロシ(統計上は加害にもとづく傷害及び死亡)もその数が明らかにされている。
ただし、16年の人口動態調査におけるコロシの数字は290人。一方で警察庁の統計では、895件発生していると報告されている。実際に起きたコロシ件数として正しいのは警察庁の数字の方であるが、人口動態調査におけるコロシは、医師が死亡診断書(死体検案書)を書いた時点で犯罪が明らかである場合に限られるので、全体の3分の1しか把握されていない。
日本におけるコロシの2大手口はクビを締めることと、刃物で刺すこと。この2種で7割を超えていることがわかる。興味深いのは被害者の男女比で、クビを締められるのは圧倒的に女性。一方、刺されたり、3位の暴力を振るわれたりするのは男性という傾向が明らかだ。
想像をたくましくすれば、体力差があれば、血を見なくて済む絞首を選ぶ、という心理があるようにも思われる。
さて、4位以下になると、被害者数は1ケタとなり、レアなコロシといえる数になる。
そのレアな手口のひとつが銃器であり、拳銃にライフルなどを含めても3人しかいない(先に触れたように、自殺かコロシか不明とするのが4人いる)。「移動中の物体の前への押し出し又は置き去りによる加害」とは、列車やクルマの接近を狙った突き落としだが、これもレアで1人だけ。「モーター車両の衝突による加害」は、故意にクルマなどを衝突させたケースになるが、これは2人。これらはサスペンスドラマには頻繁に出てきそうな手口だが、実際は滅多にない死に方といえる。
自殺はどうか。
自殺者2万1017人のうち、3分の2にあたる1万4481人が首つり。自殺者の7割が男性で、中心となる年齢層は40~60歳代だ(左図参照)。2位の「高所からの飛び降り」の7倍以上にも達する常套手段である。なお、この首つりの4分の3は自宅で行われている。
3位の「その他のガス及び蒸気による中毒及び曝露」は、毒性が強い有機溶剤、有機塩化化合物以外のガスで、主に一酸化炭素中毒を起こす、自動車の排気ガス、ヘリウム、燃料用ガスなどが対象だ。

乗用車の排気ガスもしくは車内での練炭などがあるためか、自殺の場所の15%が「街路及びハイウェイが路上」で発生している。
大都市圏の鉄道運行を混乱に陥れる飛び込み自殺(統計上では「移動中の物体の前への飛び込み又は横臥」)は、自動車などへの飛び込みも含めて542人、鋭利な物体(ナイフや包丁など)による自殺は517人と、いずれも1日に1件以上起きている計算になり、この辺りまでが、よくある手口としていいだろう。
かつての推理小説などでよく使われた睡眠薬などは191人、農薬が180人など、全体の数字からしたら1%未満で、服毒自殺はすでにレアな部類といえる。
本当にレアな部類に入れられる手口は拳銃、ライフルなど銃器で、合算しても14人だ。日本においては、自殺に使おうにも厳しい銃規制のため手に入れようがないことは言うまでもない。ほかには「鈍器」を使った自殺が2人いるが、一体どうやったら鈍器を自殺に使えるのか、想像が難しいケースである。
この統計には医療事故の項目もある。16年は42人。外科的及び内科的ケア時における意図しない切断、穿刺、穿孔又は出血が29人と一番多いのだが、「内視鏡検査時」、「外科的及び内科的ケア時における投与量の誤り」、「輸血又は輸液時における血液又はその他の液体の過剰」、「輸血に使用された不適合血液」と、素人目にもかなり粗忽なミスによる死者が、それぞれ1人ずついる。
もうひとつ、「合法的処刑」の項目もある。死刑執行のことで16年は3人だった。これは政府の公表数字と一致している。
「散々いじめてきた相手に懲らしめたい!」